5月24日(火)〜28日(土) 「ゴーヤ作り品評会」 晴れベースでときどきにわか雨

5月24日(火) 大雨ときどきくもり

 朝、目覚めたら9時43分だった。今日はアダン葉ぞうりの最終日なのに、9時から始まる講習会に大遅刻!

座ったまま足を前に伸ばし、芯になる縄を足先にかけ、手元のあたりでぞうりを編んでいく。同じ姿勢のまま葉を編み込むので、だんだん体が痛くなる。上半身をよじったり足の向きを変えたりすると、幅が広くなったり狭くなったり。なかなかすらっと美しくいかない。それでもとにかく完成! 非常にうれしい。


5月28日(土) 晴れ一時雨

午後、郵便局主催の第3回ゴーヤ作り品評会へ。郵便局が地元への感謝を込めて行っている企画だ。品評会はゴーヤの大きさ、重さを競う場なのに、
「ゴーヤがうまくできなかったから」
と、最初の年は別の野菜を持って来る人がいたり、2年目は、
「熟れたゴーヤしか残っていない」
と一部が崩れてしまった黄色い完熟ゴーヤまで出品されたり。伝説のエピソードがいろいろ残っている。

3回目の今年は、要領がわかったのか、みな、立派なゴーヤを大事そうにたずさえてくる。
「お〜! 大きいな、これ。だれの?」
郵便局に入るなり、テーブルに並べられたゴーヤを見て、自分のと比べたり。
「これは、1kgは余るんじゃないか?」
などといいながら、ひととおりゴーヤを眺めて席に着く。郵便局はおじい、おばあの弾んだ声で、すでに楽しい雰囲気だ。テーブルの上は次々置かれるゴーヤでいっぱいである。

ふるまわれたパインを食べている間に、秤とメジャーを持った郵便局のスタッフ2人が審査をする。ゴーヤの重さを計り、長さ、太さを調べていくのだ。ゴーヤのかりゆしウエアを着た局長のミサオさんは、紙に出品者の名前を筆で書き、それぞれのゴーヤのところに下げている。おじい、おばあの顔を見ただけで、フルネームが漢字で書けるのは、長く住む地元の人ならではだろう。

「集計が済みましたので結果を発表します!」
重量の部優勝者は、ヒトシおじさんだった。重さは、コで1180g! 大変立派なゴーヤである。
「ゴーヤを育てるには、まず土作りが大切です」
 喜びの声を、といわれ、ヒトシさんが上等に育てるコツを教えてくれる。
「苗は2月に植えますが、土作りは前の年の秋から始めます」
 10月ごろ、山から腐葉土を取ってきて、畑に入れる。魚のアラとか、イノシシの内蔵など、生ものもどんどん入れ、土に栄養を与えていくらしい。

「そして苗を植えたら、周り2メートル四方には入らないようにします。私は綱を張って、そばには寄れないようにしました」
「じゃあ、大きくなったかな、どんなかね? って毎日そばを歩いちゃいけないんだね」
 とおばあ。
「そうです。根は踏まない方がいいんです」

 昨年、惜しくも優勝を逃したヒトシさんは、ゴーヤの根がどこまで広がっているか調べたそうだ。その結果、苗を中心に根は2メートルも伸びていたという。土に養分を与え、根を踏まないようにすれば、思う存分栄養を吸収して大きなゴーヤが育つ、という考え方だ。

 この戦略は見事成功し、ヒトシさんの畑には、いま、大きなゴーヤが100本ほどなっているらしい。そしてそのうちの1本が、今日、優勝。ヒトシさんは賞品として、ゆうパックのふるさと小包・山形の佐藤錦の目録を受け取った。果物好きの私としては、よだれが出るほどうらやましい。

太さの部門で優勝したゴーヤは、34.7cmもあった。これもそうとう見事である。賞品はふるさと小包・北海道の夕張メロン。ほかにも、ゴーヤにちなんで5位と8位にしょうゆやサラダオイルの賞品があったり、突然変異の白いゴーヤにも特別賞が出たり。ブービー賞のおばあは
「小さいから持ってこようかやめようか迷ったけど、出してみるもんだなぁ」
 と喜んでいる。なんでもアリだ。最後には、ただ見ていただけの私まで、参加賞ということで、郵便局のタオル2枚と6コ入りの石けんをもらった。なんだか悪いなぁ。

主催者のミサオさんが、最後に挨拶をする。
「来年は5月8日のゴーヤの日に開催したいので、1月中に苗を用意します。ちなみに、佐藤錦は8000円相当の賞品です。苗は1本70円。それで8000円のさくらんぼがもらえたら大変お得ですので、来年もみなさん、ひとつ頑張ってください」

佐藤錦、食べたい! 夕張メロン、食べたい!! 来年は私も本気でゴーヤを作ってみようかなぁ。


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