4月23日(土) 晴れ一時大雨
湿度の高い日が続いたら、アンツク用になっていたアザナシの残りが臭ってきた。やばい。カビが生える一歩手前だ。
クールで染めた縄はカラカラに乾いていて、カビが生える気配がない。残りの縄は染めずに使いたかったのだが、染めた方がよさそうだ。
しかしもう、クールの残りはない。冷凍庫にあるフクギを取りだし、染めすることにする。きれいな黄色に染まったが、気分はあまり晴れない。この色、アンツクにするには好きじゃないかも。
4月24日(日) 晴れのちくもり
友だちがお母さんと一緒に来島しているので、お昼にモズクのお焼きをご馳走し、午後は一緒にモズク採り。今日は浜下りの次の大潮だ。
採り方を簡単にレクチャーし、浜に出る。
「これがモズクです」
と教えたら、あとはちりぢりバラバラ。3人とも自分のモズク採りに没頭している。
そこそこ取ったところで家へ。モズクはすぐに採れるが後処理をする体力を残しておくのが肝心だ。友人母娘は合計4.2kgのモズクを採り、500mlのペットボトル11本半に収めた。私は6.5kg。まずまずだ。道具の差と慣れ(と欲?)の違いだろう。
今シーズンの私の収穫は、500mlのペットボトルに43本、2リットルのペットボトルに13本。そのほとんどを親や知り合いに送った。次の潮のモズクは硬くておいしくないだろうし、たとえ状態がよくても、もう採りたくない。モズク疲れ。モズク屋さんも大変なのだ。
4月25日(月) 雨ときどきくもり
夕方7時から町政懇談会があった。時間ちょうどに会場の祖納公民館に行くと、町役場からは町長、各課の課長をはじめ19人がそろい、来場者を待っていた。町民はパラパラ。
「おいおい、役場の人間の方が多いんじゃないか?」
苦笑混じりにシオカワさんがいうので数えたら、地元は13人だった。町の広報がねぇ、よくないから。新聞でちょっと前に懇親会のことを知った私は、いつまでたっても開催日が掲示板に出されず、放送もないので、わざわざ役場に問い合わせたのだ。でも普通の人は、そこまでやらない。
7時半にやっと20人ほどになり、懇談会が始まる。8時過ぎにやって来た数人は、
「今日は8時からじゃなかったの?」
こういう会合のときは、これまでだいたい8時からだったのだ。
最終的に、地元民は33人になった。町の立てた拠点構想というのは、大変立派。ほんとうにこれが全部実現したら、相当魅力的な地域になる。全国から視察が相次ぐであろう。しかし担当者は、
「これはあくまで構想ですので……」
と歯切れが悪い。実現できるものから、ひとつずつやっていきましょ。