4月29日(金) くもり
カヌーツアーで祖納から網取へ。網取はそれほど遠い場所とは思っていなかったのだが、カヌーで日帰りするには遠いらしい。ガイドのデトさんと2人艇に乗るが、とにかく必死で漕ぐ。
デトさんと、お客さんのマツケンさんは、背中に竿を立て、トロローリングしている。カヌーのスピードが、釣りにはほどよいらしい。
「あ、引いてる引いてる」
「こっちも!」
てな感じで、相次ぎ魚をキャッチ。このままだと網取に着けなくなりそうなので、3匹釣って漕ぐことに専念。お昼のお刺身には十分だろう。
外離島と内離島の間の砂地で休憩する。干潮のときだけ2つの島はつながるのだが、まだ潮は引ききっていないので、カヌーは通ることができた。
あたりをちょっと散歩すると、珍しいモノを見つけた。ウミガメの死骸だ。デトさんとマツケンさんを呼びに行く。
「すばらしいお宝ですね。これ、持って帰りましょう。ちゃんと洗ったら、きれいな骨格標本になりますよ」
死骸はほとんど白骨化していた。しかし頭部なども近くに転がっていて、上手に復元すればかなりいいものになる感じがする。ただ、発見者の私はそこまでできないので、デトさんに譲ることに。私とマツケンさんは、そばに落ちていたベッコウのかけらをもらった。
きれいなサンゴがいっぱいあるのがカヌーの上からわかったので、網取では急遽、初泳ぎをすることに。魚はいるし、私の好きな抹茶色のサンゴもあるし、網取はやはりいいところである。
帰りも一生懸命漕いだが、途中、だいぶ手を抜いた。海を眺めながら、「底までの深さが変わると、海の色も変わるのがいいなぁ」などと考えていた。グリーンとかブルーとか、もっとブルーとか。とってもきれいだ。
4月30日(土) くもり
今日もデトさんのカヌーツアーで仲良川上流へ。毎年ゴールデンウィークに西表に来る、コータケさん夫婦も一緒だ。仲良川上流には滝があり、人があまり来ない素晴らしい場所なのだが、なんせ遠い。なん度か行ったことはあったが、休憩を取らずに進むので、体を伸ばすことができず疲れる。
「まだだったかなぁ?」
と、カヌーから下りたくてしかたがない。干潮なら途中に砂州ができるのだが、満ち潮なので上陸できる場所がないのだ。
途中、なん度か、脇道に入り、きれいなポイントを見せてもらう。サガリバナがいっぱいあるところは、7月に行ったらものすごくいいだろう。
仲良川は好きなのだが、滝のそばの石がものすごく滑るのでイヤな場所だった。今回はじめて、裏がフェルトになっている磯足袋をはいていたため、まったく滑らず快適だった。磯足袋バンザイ!