3月22日(火)・23日(水) 「宮古島上陸」 晴れ/雨

3月22日(火) 晴れ

 宮古島に来た。1月にも上陸したが、石垣から那覇に行く船が数時間寄港する間だけ。泊まって島内をうろうろするのは今回がはじめてだ。

 宮古の印象は、土地が平らで見通しがいよく、家が立派。山がなくフラットなのだ。緑の濃い山がどこからでも見える西表とは違う。家が立派なのは、大型台風の通り道だからだろうが、土建屋さんが多いこととも関係あるだろう。コンクリート作りの立派な2階家ばかりである。トタン屋根の小さな平屋が多い西表とは、やはり違う。

レンタカーを借りて来間島へ行く。ここではいろいろなものが頑丈につながれていた。たとえば自動販売機。鉄格子のようなもので覆われ、その覆いもチェーンで地面につながれている。犯罪防止かと思ったが、やはり台風対策だろう。

 宮古の本島に戻り、東平安名崎へ夕日を見に行く途中、牧場の中にかわいい馬の親子を見つけた。メスとオスと子馬。子馬は生まれて1週間だそうだ。飼い主のニカドリさんが教えてくれる。
「農耕馬だった宮古馬は、かつて島に1万3000頭もいたんだけど、いまはもう27頭しかいない。絶滅寸前だ。保存するため、ほかの島にやったやつも、苦労して買い戻している。よかったら明日、乗ってみる?」
ぜひぜひ! 明日が楽しみだ。


3月23日(水) 雨

昨日とはうってかわって、台風のような豪雨。風もものすごく強い。朝、伊良部から来る船に魚を売るおばさんたちが乗っているというので、港に買いに行く。

雨は午後、おさまってきた。しかし風は相変わらず強い。予定を変更して伊良部島にレンタカーごと行くことにする。なんだ、それなら朝、魚を買う必要なかったな。

この島は、平良市との合併を嫌い、町議会が自衛隊を誘致して独立の道を探るという決議を出した。しかし直後から町民が大反発し、島内にはあちこちに、自衛隊誘致反対の看板が立てられていた。

それにしても風が強く、行きのフェリーでは、2階に上がってテレビを見ていたら酔いそうになった。高い場所ほど揺れが大きいのを忘れていたのだ。帰りは車に乗ったままでいよう。

伊良部島でも強風で観光どころではない。大きなサシバのオブジェがある白鳥崎では、サシバをバックに写真を撮るので精一杯。もう髪はぼさぼさぐちゃぐちゃだ。2つの池が水深15mのところでつながり、さらに水深22mのところで海にもつながっているという通り池も、寒くてちゃんと見る余裕なし。イタリアの青の洞窟を思わせる美しいこの池、季候のいいときにまた訪れたいものだ。

この日、やはり天気が荒れていた西表でも、大変な事故が起きていた。それを知るのは、石垣に着いてからだ……。


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