8月9日(火)〜11日(木) 「アンガマ練習開始」 ずっと晴れ

8月9日(火) 晴れ

 石垣に3泊し、やっと帰ってきた。昨日からお盆のアンガマの練習が始まっている。私も1日遅れで今日から参加だ。

アンガマは先祖の霊を供養するためのお盆の行事。ソール(旧盆)に行われるのでソールアンガマと呼ぶこともある。ウシュマイ、アッパー(もしくはンミー)と呼ばれるおじいさん、おばあさんが、子孫であるファーマーを連れて家々を訪問し、踊りなどを繰り広げるイベントだ。

アンガマを主催する青年部では、今年はみな1点ずつ踊りをマスターすることになった。候補の3曲の中から私が選んだのは、『かたみ節』。歌詞を知っていたのと、扇を使ったかっこいい踊りというイメージがあったからだ。あとの2曲は『安里屋節』と『与那国の猫小(まやぐわぁ)』。『安里屋節』は四つ竹を使った若い娘さんの踊りという感じで、『与那国〜』は男女ペアで踊る楽しい曲だ。

夜8時、練習場所のエコツーセンターに行くと、ぱらぱらと人が集まってきた。かたみ節班は私とオカヤンとゲンさん。安里屋チームは今日は4人らしい。ゲンさんは今夜、ただひとりの男性だ。

オカヤンとゲンさんは昨日すでに、踊れるトモちゃんから手ほどきを受けていた。踊りはほぼはじめて、というゲンさんはともかく、ほかの曲を踊ったこともあるオカヤンは、すでに1番をうっすら覚えつつあった。

干立の地方で青年部員でもあるヨーシーが歌ったMDと、踊りの入ったDVDが事前に配られていたが、わが家の狭い部屋では練習できず。なん度か踊りを眺めただけで今日になってしまった。

実際にDVDを再生しながらまねて動いてみると、やはり難しい。DVDはソケイのおばあちゃんのカジマヤーで披露された踊りをビデオに撮ったものだったので、正面からの踊りが映っている。モニターで見ると、左右の手の動き、足の進め方が逆なのでまねしにくいのだ。

1、2番だけ、なん度も繰り返し踊ってみるが、なかなか動きが身につかない。うわぁ、これでは明日から、昼間も練習しないと間に合わないぞ。いや、ちょっとぐらいの練習では間に合わないかもしれない。


8月10日(水) 晴れ

 午後2時間ほど、公民館で踊りの自主練をする。ほかの人との合同練習だと、好きなところで止めたり、一部分だけ繰り返したりしにくいので、ひとりは気が楽だ。DVDをノートパソコンで再生しながら、1番、2番のおさらい。今日は流れだけでもなんとかつかみたい。

夜は8時から婦人会の会合。そのあと、10時ごろから合同練習に合流。石垣滞在の疲れが取れる前にこんなに忙しいのでは、さすがに疲労がたまる。

自炊しているが食べたい物が浮かばない。というよりなにも作りたくない。手の込んだものを作る心の余裕はないし、限られた食材で料理をするのにも飽きた。石垣ではたらふくご馳走を食べていたので体調が悪いわけではなく、精神的な夏バテみたいなものか?


8月11日(木) 晴れ、風が強く涼しい

 アンガマに向けた生活のリズムができつつある。朝は9時ごろ起きて、メールチェックや洗濯などの雑用。お昼ご飯を食べて、午後は昼寝と踊りの練習を2時間ぐらいずつ。夕方は海に入り、シャワーを浴びてご飯を食べ、夜は8時から合同練習へ。昼間の練習はどうしても欠かせず、昼夜合計4時間練習を続けるためには、昼寝は不可欠だ。天気がいいから海にだって入りたいし。仕事そっちのけで、最終日の20日までこんな暮らしだろうなぁ。


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