1月20日(木) 雨
昨日の横断の疲れが全身に出ている。とてもだるいがなんとか洗濯をする。もちろん洗濯機に衣類を入れたり、洗い上がったものを干すだけのこと。それすらつらい。ストレッチをして筋肉疲労を解消しなくては。
午後は再び踊りの練習。地元公民館が運営する宿に、大阪の高校生が修学旅行で泊まっている。明日、親睦会があるので、婦人会からの出し物として彼らに披露するのだ。私が出るのは『目出度節』。いつものメンバー、ユキちゃんとキヨキヨと。
お正月からまだあまり時間が経っていないのに、けっこう踊りを忘れている。「ヤバくない、この忘れ方?」
などと3人でいいながら、なんとか思い出す。うまく踊れるかな?
1月21日(金) くもり
修学旅行生の前で『目出度節』を踊る。あっという間だった。あとはビールをぐびぐび飲んで、高校生が焼いたたこ焼きを食べて。向こうのテーブルではおじいと仲良くなった男の子が、どさくさにまぎれて
「ビールちょうだい」
とおねだり。
「未成年はダメ」
とおじい。先生の前じゃ無理でしょ、やっぱり。
1月22日(土) 晴れ
石垣市図書館に静子・アウエハントさんの講演を聞きに行く。この方は、亡くなったオランダ人の夫と40年前に波照間島に渡り、1年住みながら島の神行事を写真や録音機で記録した人だ。特に、神司や神行事が減りつつある波照間島にとっては、大変貴重な資料となっている。
感心したのは静子さんの記憶力のよさ。40年前のことを昨日のように覚えていて、いきいき伝えてくれる。人の名前も、神司がとなえていた歌のような祈りも、しっかり記憶に刻まれている。方言も忘れていない。内地の人間を目にすることさえ珍しかった40年前、外国人の夫とよく村に入って、しかも神行事を記録させてもらえたものだと感心する。
夜は三線の安室流の55周年記念演奏会。お弟子さんたちが100人ぐらい舞台で演奏するのは迫力だ。2時間半、八重山民謡をたっぷり聞けたが、ちと疲れた。
1月24日(月) くもり
味噌を仕込んだ。自炊していると買い物をよくする。買い物をよくすると調味料の値段まで気になる。同じしょうゆなのになんで値段が違うのか? この塩はなんで安くてこっちは高いのか? この味噌は……? となり、裏のラベルを見るうちに、原料や製法が全然違うことに気づいた。
乱暴な分け方だが、安いモノは合成された“ニセモノ”で味が少し落ちるのではないか? おいしくて体にいい(あるいは悪くない)“ホンモノ”は、原料や作り方にこだわるため高いのだろう、という結論に達した。
しかし私は“ホンモノ”を安く手に入れたい。だったら自分で作るしかない、ということで味噌を造ることに。
味噌はなん年か前、東京にいるとき仕込んだことがある。たしか5000円ぐらい払って、味噌仕込み教室に行ったのだ。
「けっこう簡単にできるもんだなぁ」
という記憶があったので、今回はインターネットなどに載っているいくつかの作り方を参考に、自己流でやることにした。
どうせなら、と大豆は有機栽培のものを探したが見つからず、農薬や化学肥料でなるべく使わず育てたものを買う。塩は沖縄の海水から作ったもの、米麹は福島に遊びにいったときに手に入れたもの使用。大豆1kg、塩500g、米麹1kgという材料だけで4000円近くかかったが、どんなお味噌ができるかな。湿度が高いから、管理に気をつけないと。夏を越すと食べられるようになるらしいが、そのときが楽しみ。