5月27日(木)・29日(土) 「再び出荷式」 くもりのち晴れ/雨がふったりやんだり

5月27日(木) くもりのち晴れ

朝、病院に行ったら、1階のエレベーターの前で、売店から出てきた三好さんにばったり。口をもぐもぐさせている。
「ちょっとだけ足りんのや。内緒やぞ」
口のまわりにパンくずがついているところを見ると、買い食いだろう。

一緒に病室に戻り、健康保険証とお釣り、預かっていた印鑑を返す。
「漁連からの、お金を下ろしてきてくれんか」
 と印鑑を私の方に押し戻し、バッグから通帳を出して添える。
またですかぁ? でもしょうがない。昨日は役場、今日は漁連にGOだ。

病室を出るとき、「戻ったとき寝てたら、引き出しに置いとくね」というと「いや、金策やらなんやらで寝ちゃいられんよ」といっていたが、戻ってみると、すやすや寝ていた。ちょっとためらったが、足を軽く揺する。

「三好さん、お金」
「ああ、はいはい」
 数えてみてくれ、というので、全財産を集計する。私も6、7月分の家賃を払い、貢献する。現金は全部で10万円ちょっとあった。
「足りるかな?」
「大丈夫やろ。退院したら、また頑張って釣りに行かんと」
 今度こそお酒やめないと、ちっちゃい箱に入っちゃうぞ。


5月29日(土) 雨がふったりやんだり

祖納郵便局の前で、西表のドル箱、パイン、マンゴーの出荷式を見る。郵便局長のナネさんは三線の名手。沖縄県の郵便局の歌、作詞・作曲コンテストに応募し、見事採用された。そのテーマソングをナネさんの娘2人、“ナーネーズ”が歌う。ほんとうに芸達者な一家だ。

パインの出荷は昭和62年に始まり、平成7年からはマンゴーも加わった。お取り寄せブームもあって、平成9年に561箱だった祖納郵便局のゆうぱっく取扱量は、平成15年には2万4769パックへと急成長したという。西表の世界一おいしいパインを、今年も送りまくるぞ。


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