3月14日(日)・17日(水)・19日(金) 「バスは行った?」 くもりときどき雨/快晴雨のちくもり/

3月14日(日) くもりときどき雨。少し寒い

8時過ぎに朝ご飯を食べていたら、ヒデコおばさんがやって来た。
「上原に行かない?」
友だちのところまで車で送ってほしいのだ。
「じゃ、10時ね」
そう約束したのに、ヒデコさんは9時半ごろやってきた。待ちきれなかったのだろう。

ヒデコさんは白いシャツに着替え髪をなでつけ、おしゃれをしている。私にとっては車で10分のご近所なのだが、おばあにとってはちょっとしたお出かけの距離なのかもしれない。

「アーサーがまだとれるよ。昨日採ってきたよ」
車の中でヒデコさんが教えてくれる。
「アーサーは干潮で採ったらダメよ。それより少し前、水が引ききらないうちにゆらゆらしているのを採ったらいいよ」
 アーサーは香りがよくておいしいが、砂を洗うのが大変だ。でもヒデコさんのいうように採れば、あまり砂がつかないかもしれない。おばあの知恵はすばらしい。

モズクはまだ採れないねとか、昨日の染色は楽しかったねとか、いろいろな話をする。昔はおばあを車に乗せても話題に困ったが、いまはなにげなく話が続き、しばしば盛り上がりさえするのがうれしい。


3月17日(水) 快晴。暑い

 夕方、三好さんがまたかき揚げをくれた。今日のはハイビスカスの葉が入っていた。オオタニワタリ→ヨモギ→ハイビスカス。三好さんってチャレンジャー。次はなんだ?


3月19日(金) 雨のちくもり

竹富、石垣、那覇と寄って、3週間ほど東京に戻る。そのための荷造りをしてゆうパックで送り、「行ってきま〜す!」と三好さんに挨拶して給油所へ。ここから港への送迎バスに乗るのだ。

時間よりちょっと早めだったので、家に忘れてきたストッキングを取りに帰る。給油所に戻り、念のためチュウニイに声をかけてみる。
「バス、まだ来てないよね?」
「もう行ったはずよ」
 えっ、ウソ! チュウニイはよく冗談をいうので、かついでいるのだろう。
「だって、いま、ちょうど時間になったばかりだよ」
「いま通ったけどな。走っていけば追いつくよ」

 本当なのだろうか? 給油所の前に住む送迎バスの運転手、ミヤラさんにも確認してみる。
「行ったよ、いま」
 この人がいうなら間違いない。大変だ。船に乗り遅れる!

 急いで家に戻り、三好さんに送ってもらう。今日は大原まわりだが、飛ばせば船浦でバスに追いつくはずだ。最悪の場合、大原まで1時間かけて送ってもらうことになるが、船には間に合うだろう。

 ビュンビュンと三好さんが飛ばしてくれたおかげで、予想通り送迎バスに船浦で追いついた。ありがとう、三好さん。バス停には時間の5分前に行き、来るまで動いてはいけませんね。


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