12月21日(日)〜1月14日(水) 「フーミンからの手紙」

年末年始、東京にいる間、お友だちのいのうえ・フーミンからこんなメールをもらった。

12月21日(日)

東京では商店街でもラジオでも、クリスマスソングが鳴り渡ってくれるおかげで気分がもりあがったものでしたが、歌がないだけで季節感はぶっとんでしまうのですね。
東京は今ごろさぞかしクリスマスなことでしょう。

向かいの寿司屋で三角ヤシに電飾しても、スーパーにツリーがきて「チキン予約承り」ポスターが出ても、なんかいまひとつ気合いが入らん西表です。

いの


12月23日(火)

スーパーの向かいの無人販売所でトマト売ってます。
大なら1個小なら3個入って100円。
しばらく高くて食べられなかった贅沢野菜が、ついに地場もの登場でこの価格!
うれしくて毎食切ってます。

いのうえ家は今日一日ペンキ塗り、明日もペンキ塗り。
庇の裏側をローラーでころころやっては顔面にしぶきを浴びてます。
今日は夜まで作業してたので終わって外に出たら、
向かいの寿司屋のクリスマスイルミネーションと遠いオリオン座が目にしみました。

ではまた
いの


12月30日(火)

西表は穏やかな年の瀬です。正月飾りじみたものを作ろうと思ってミミキリ(*1)まで材料調達に行ったら、帰りにいちろうさんに遭遇。
「竹ならちゃんとしたのが浦内に生えてるよ」
とアドバイスもらいました。

わしらは松っぽいモクマオウと竹っぽいススキ科植物の茎でお茶を濁そうとしていたのです。

向かいの寿司屋はちゃんと浦内までいったらしく、本物の竹で立派な門松立ててました。
一斗缶に笹竹とモクマオウをばんばん挿した豪快な門松も見かけました。

ではよいお年をー。
いの

(*1)ミミキリ: 住吉にある美しい浜。かつて、罪を犯した者はここで部落の長に耳を切られるという刑があったことからついた名前といわれている。


1月7日(水)

正月は適当でも七草粥はまじめに食べるのがいのうえ家。遠くまで山菜探しにゆくパワーも能力もないので、家周辺で7つの食える草をみつくろいました。

1.白い花咲くひっつき虫(正式名称タチアワユキセンダングサ)
2.オオバコ
3.ユツクサ
4.アカメガシワ

ここで困って農作物にすがり
5.ニラ
6.ニンニクの葉(精がつきそー)

さらに困って台所の
7.黄にんじんの葉っぱ
を加え、ようやく七草。うっわー貧乏っぽい。

来年から出世する余地があると思えばいいのか?
次回はツワブキくらい採りにいかんとなー。
朝粥ににんにく葉も問題ありだな(嫌いではないが七草の主旨的にどうなのか)。

門松ふう飾りものも今日片付け、ようやく日常モード。
さあ粥炊こう。

ではまた。
いの


1月14日(水)

久米島で緋寒桜(*2)開花のニュースを旦那が見たそうだ。
今年はあったかいから早いのかしらん。

今日ミジュンをたくさんもらったのでオイルサーデインにチャレンジ。
油をたくさん使うのが難点だがお味はグ−でした。
猫どもがミジュンの頭に熱狂してました。

とりいそぎ開花情報まで。
いの


(*2)緋寒桜: 沖縄、台湾、中国南部で見られるサクラの一種。2月ごろ、葉に先立って濃紅色の花を咲かせる。


 西表の様子を楽しく知らせてくれるメールを読み、「ああ、早く戻りたい」と、気が急くチナミであった。


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