8月6日(水) 晴れときどきくもり
朝、起きたらおじいがげっそりした顔をしていたが、一応元気になったらしい。しばらくお酒から遠ざかっても、体調が戻るとまた飲んでしまうんだろうな。
夜、ふと天井を見るとヤモリと虫が追いかけっこをしていた。通常ヤモリは、ポーカーフェイスでササッと虫に近寄りバクッと食べる。今夜のヤモリもそうしたいようなのだが、ジリジリと虫に近寄っては逃げられ、ヤモリの顔の横を通っても気づかぬようで、追わない。
とっとと逃げた虫は遠くにラナウェイ。もうふたりは出会わないのだろうと思いきや、なぜだか虫はヤモリの近くに戻ってくる。ヤモリはヤモリで再び虫を追うのだが、相変わらず詰めが甘く、最後の1歩でかわされる。
そんなことをなん度か繰り返し、ヤモリの伸ばした首が虫に届こうかという瞬間、ヤモリの口は虫をゲットすることなく虫の体に当たり、虫はどこかに飛んでいってしまった。
ヤモリの口の開け方が甘かったんだよ、きっと。
なんか、男と女みたい。
8月7日(木) 晴れ
台風10号が沖縄本島に上陸。干立では風は強いが雨は降っていない。
西表に来てから洗濯ばかりしている。とてもよく汗をかくからだ。まず朝起きて、軽くストレッチをすると汗びっしょり。そこで第一回目の着替え。朝ご飯を食べるとまた汗だくで着替え。タンクトップに長袖Tシャツ、パンツにスウエットパンツ、5本指靴下と着ているものも多いので、ひとり暮らしとは思えない洗濯の量になる。
すごいなと思うのは、昼ご飯を食べたあと。全身から汗が滝のようにわーっと吹き出てくるのだ。ワキからは汗がポタポタ落ち、手の甲にも汗。首筋やほとんど谷間のない胸元も玉の汗で、肩口まで汗で光っていたりする。昔はあまり汗をかかず、どんなときでも涼しげな顔をしていたのに。自分の体が信じられない。食べると体って、ほんとうに温まるのだ。
汗臭さとは無縁の私だったが、こちらで汗だくの日々を送るようになり、自分の汗も臭いことを知った。洗濯物を夜、部屋に置いておくと、汗くさくて眠れなくなるのだ。汗をいっぱいいっぱいかいたら、水のように無臭のさらっとした汗に、そのうち変わらないものか。