●毎日の暮らし
穂―じゃいまは、向こうで大家さんのお家に暮らしてるんですよね?
山―大家さんのお家っていうか、まあ一軒のプレハブの家を3つに分けて、3世帯入ってて、1つずつキッチンがあるの。1つの玄関で一緒で暮らしているっていうわけではないんだよね。だからワンルーム……ワンルームっていうとかっこいいけど、ワンルームかな。
穂―毎日どんな生活なんですか? 朝は早く起きて……みたいな?
山―いや〜……。「毎日なにしてんの?」って聞かれるんだけど、別になににもしてないんだけどねぇ……。なにしてんのかなぁ。朝起きて、起きるのは7時から9時の間かな。目が覚めたら起きるんだけど、起きて、顔洗ったりトイレ行ったりとか。あとストレッチをちょっとして。島は医療がないから、まぁ診療所はあるけど、ちょっとなんかあったら石垣の病院とか行かなくちゃいけないから、自分で健康管理をやんなきゃと思って。
で、朝、漢方薬とビタミン剤飲んでストレッチして、そうするともう1時間とか経ってんの。起きてから1時間とか2時間とか経ってるんだよね。あと洗濯したりとか。7月はお祭りがあったから、下旬には友だちがなん人か来たから一緒に遊んで、8月はホームページのコンテンツを作って。だから8月中はずっと、平日は“祖納の森”っていうところにパソコン持ってって原稿書いてたの。すごい景色がよくて涼しい所なんだけど、そこの東屋にずっといた。
穂―そこはインターネット使える?
山―インターネットは使えない。ワープロ……ワードだけ使って、2時間使うとパソコンの電池がなくなるから、1回家に戻って。充電しながらお昼ご飯とか食べて、2〜3時間したらまた行って、また2時間書いて、みたいな感じ。週末は、泳ぎに行ったりとか、バーベキューしたりとか。それが8月。
そんで9月になってからは那覇に行ったでしょ。沖縄に行って、帰ってきてからは浦内川流域研究会の人たちが来てたから、シンポジウムとか見に行ったり。どうせ暇だから、来ている先生のアッシーをしていろんなとこまわったりとか。それが終わったらジュゴンの発掘隊の人たちが来て、またなん日か一緒にいて、それが終わって(東京に)戻ってきたっていう感じ。だから、毎日なにしてる、っていうこともなく。いままでなにしてきたのかな、って感じなんだよね。
渋―じゃあ、なにかがあったらそれに参加して。
穂―飛び入りで参加できるんですか? そういうのは。
山―参加っていったって、シンポジウムとかはいろんな人に「来てください」って掲示板で告知しているから、聴講者として聞きに行ったり。夜はどこどこで飲み会するとか聞いたら行ってみたり。あと発掘はまぁ、西表の受け入れ窓口になってる人が知り合いだったから、「私も手伝わせてもらえませんか?」って頼んで、入れてもらって。
穂―へえ……いろんなことしてるんですね。